https://youtu.be/VKCvGpT15y8

TATW2021:意識と志を同じくするティール・コミュニティの国境を越えたつながり

以前からよく言われていたことですが、それが今日ほどに、真実味を帯びたことはかつてなかったのではないでしょうか。変化のペースは急激に加速しており、世界規模で起こりつつある労働環境にかんする革命は、幸福を追求した資本主義や、仕事の未来、ティール、アジャイル、レンダンヘイという形態をもって、地域を飛び越えてその頭角を現してきました。

職場における、自律性、分散型の意思決定、民主主義と存在目的に対する志向といった要請は、私たち専門家の認識をも超えて、熱を帯びて高まってきているように思います。多くの組織が改革に取り組んだ結果、以下のような、明確な企業カルチャーの変化が起こっています。

Teal Around the Worldは、従来の組織の束縛から解放され、職場の進化を転換点へと導く、現在の、このような時代をバックグラウンドとして誕生しました。まさに時代の運動の中にある運動なのです。フェスティバルは、志を同じくする情熱的な人々の集合的なエネルギーをもって、職場の現状を揺るがし、そして、「セルフマネジメント」「存在目的」「全体性」の持つ急進的なカルチャーに光を当てることで、革命的な実践にダイブできるよう背中を押してくれることでしょう。

『ティール組織』の著者でありティールの「心の父」と呼ぶにふさわしいフレデリック・ラルー氏、オランダのケアシステムを抜本から変えているビュートゾルフのジョス・デ・ブロック氏、『セムラ―イムズ』、『奇跡の経営』のヒットでベストセラー作家としても有名な、「セムコスタイルインスティテュート」の共同創設者であるリカルドセムラー氏、これら3名を基調講演をもって、2021年のティールアラウンドザワールドフェスティバルは開催されます。

フェスティバルは、理論よりもインスピレーションと願望にフォーカスしたものになります。文化、地理、遺産などといった多様な背景を持つストーリーテラーは、「セルフマネジメント」「存在目的」「全体性」にかかわる自らの経験を、1つ、あるいは2つ、共有してくれます。 TATW 2021のストーリーテラーには、アーロン・ディグナン、ディグ・カークパトリック、オッティー・フォークト、ララ・ベゼラ、ティム・ウルスチンガー、リサ・ギル、ブレント・ルーヴェ、ブライアン・ウンガード、ミカ・コルホーネン、トム・ヴァン・ダ・リュッベ、イツィアール・カナマサス、パスカル・デュレックス、グスタフ・ヘンマン、エマニュエル・クインター、モニカ・リュー、スーザン・バターフィールド、パトリシア・リエラ、トッド・コツェイン、シヴォーン・ マクヘイル、ソフィー・ル・レイ、ケルビン・リー、ジョセフ・ラティナム、リヒア・ハッカー、ジョージ・シルヴァ、コルド・サラトクサガ、オリバー・ゲシュベルトらが出演を予定しています。

イベントは、ほぼ丸一日実施されます。参加者は仮想の部屋に集まり、会話を進め、問題を解決し、新しいソリューションを共同で作成していきます。「インスピレーション」の部屋の隣には、「ネットワーキング&コネクション」のための空き部屋があります。

今年、当イベントの収益は、組織の中のパイオニアと呼ばれる人たちが学び成長できるために創設される、集合的知識のオープンソースサイトである「Reinventing Organizations Wiki」の開発に使用されます。

ティール・アラウンド・ザ・ワールド・フェスティバルは非営利のイベントであり、世界中のティール・プラクティショナーのさまざまなグループにより組織されています。各グループは、国境を越えてティール・コミュニティを結び付け、ベストプラクティスを交換し、お互いの経験から学び、組織に前向きな変化をもたらしています。

The Teal Networkのバックグラウンドとなる集合的なエネルギーと情熱は、LIVE sciences AG、Emerge Global、Hive-Logicらをその共有の源としています。

出典:

TATW2021: Bridging Teal Consciousness and Likeminded Communities Beyond Borders